キャリアアップできる介護の資格
介護業界はキャリアアップを図れる業種なので、経験を積んでスキルアップを図ったり、資格を取得することで仕事の幅を広げたりすることができます。
間口の広い介護業界で取っておきたい資格
需要の高い介護業界は、これから益々必要になってくる分野のお仕事です。高齢化が進むにつれ介護を必要とする人たちは増える一方で、それを支える介護業界への期待、必要性は高まるばかりです。
社会貢献できる仕事、人の役に立ちたい仕事、感謝されたい仕事に就きたいなら、介護業界に参入してみるというのも一つの手です。
介護職員初任者研修
高齢化社会が進む日本において需要が右肩上がりの業界が介護業界です。きつい仕事とか賃金が低い仕事とみられがちですが、利用者からの感謝の言葉がもらえやりがいのある仕事という人もいて、実はステップアップできる業界でもあるのです。その介護業界への登竜門と言われるのが、介護職員初任者研修です。通信講座とスクーリングで誰でも取得できるのでおすすめです。
しかも一度取った資格は、全国どこでも通用し求人も多いことから、いわゆる手に職がつく資格とも言うことができるでしょう
実務者研修
介護業界で働いていくなら介護福祉士養成のための実務者研修は取っておきたい資格です。介護職員初任者研修で学んだ介護の基礎的なものを、より実務に即したものとして身に付けることができます。介護福祉士の受験には必須のポイントとなる資格です。
実務者研修は、介護職員初任者研修で学んだ基礎的な知識・技術を、より一層実務に阻止した幅広い知識・技術にスキルアップするための研修になっています。また、実務経験を積んで介護の上級資格である介護福祉士を目指すためには、実務者講習は欠かすことのできない資格なので、3年目までに取得しておくと良いでしょう。
介護福祉士資格
介護業界でステップアップするために介護福祉士の資格を目指す人は少なくありません。国家資格である介護福祉士の資格を取って、より<spanclass=”marker-under-red bold”>安定した仕事で平均年収300万円越えの生活を手に入れましょう。
介護福祉士になるには、実務経験3年を経過した後実務者研修を受けてから介護福祉士の国家試験に合格する方法と、福祉系高校や養成施設を卒業してから国家試験に合格する方法の大きく2つのルートがあります。
社会人や主婦が介護福祉士を目指すなら、3年の実務経験と実務者研修を終了してから国家試験を合格する方法が最短ルートになるでしょう。
介護支援専門員(ケアマネ)資格
介護業界でステップアップするために介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を目指す人は大勢います。
通称ケアマネと呼ばれるこの資格は、介護保険制度においてケアマネジメントを実施するための専門資格で、介護業界での就活、転職に役立つ公的資格です。
ケアマネは、介護サービスを受ける人と提供する人(ヘルパーさんなど)をつなぐ要となるため、介護業界でもよりやりがいのある仕事として、誰もが目指す資格です。
介護事務資格
介護業界でデスクワークを主体とした仕事に就きたい人には、介護事務の資格がおすすめです。介護保険制度が始まり、介護事業所においても病院や薬局などと同様に介護報酬請求業務(レセプト作成)などの事務作業が必要になったためです。
介護事業所で働きながらも、直接的に介護される人とは接触せず、介護報酬請求事務、電話対応などのデスクワークが主体という特徴があります。介護する人たち、介護される人たちを裏方で支える・・・病院などの医療事務と同様のお仕事です。
福祉住環境コーディネーター資格
福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者が安全で快適な生活を送るための住環境を提案したり、家のバリアフリー化を進めたり、介護用品や生活用具の開発、販売にも携わることができる資格です。
既に、福祉関係、介護関係の職場で働いている人が、自分自身のスキルアップのために取得する資格の一つで、高齢者、要介護者、障碍者などの住環境の改善のためのアドバイスができるようになったりします。
福祉、介護関係でスキルアップを図れる福祉住環境コーディネーターの資格は、1級から3級に分かれていますが、2級、3級には特別な受験資格もなく、試験も午前と午後に分かれているため、2級の資格を一挙に目指すのが得策です。