医療事務の資格が取れる通信講座を比較してみた

医療事務資格が目指せる通信講座

医療事務資格を目指せる通信講座を調べてみると、かなりの数があるのに驚きます。その中から知名度があり評判や実績が良いと思われる6つスクールの講座をピップアップしました。受講期間が短く、受講費用が安い順番に並べています。

医療事務資格取得の通信講座の決め方

通信講座を選ぶ際に考慮すべきポイントは、教材の充実度、コストパフォーマンス、サポート体制の充実、学習の便利さ、キャリアサポートの充実の5つのポイントが重要になります。

1. 教材の充実度
   良質な教材を用いる通信講座は、初心者でも効果的に学べるよう工夫されています。これらの講座では、試験で重要なポイントをしっかりとカバーしており、これが学びの土台を築きます。
2. コストパフォーマンス
   手頃な価格の通信講座を選ぶことは、学びを始める際の経済的な負担を軽減し、スムーズなスタートを促します。コストと品質がバランス良く組み合わさっている講座が求められます。
3. サポート体制の充実
   学習者が途中で挫折せずに学びを続けられるよう、充実したサポートが提供される通信講座が望ましいです。サポートの質は、学習者の成功に直結しています。
4. 学習の便利さ
   限られた時間の中でも学習を進めやすい講座は、忙しい日常の中での効率的な学習に役立ちます。柔軟に学べる環境の整った通信講座が理想的です。
5. キャリアサポートの充実
   就職や転職支援が手厚い通信講座は、特に職を変えたいと考えている人にとって大きな利点です。希望する職場へスムーズに移行できるような支援が重要視されます。

そこで、早く医療事務資格を取得して働きたいという人のために、数ある医療事務通信講座の中から学習期間が短く、受講費用もリーズナブルとなっている5つの講座を比較しました。

医療事務の仕事や職場とは

医療事務は、病院やクリニックなどにおける経理や事務業務が主な仕事です。

その中でもメインとなるのがパソコンを使った診療報酬明細書(レセプト)の作成やオペレーター業務なので、医療事務資格を取得した専門家の方が即戦力となる実力を持っていることから、就職・転職においては有利です。

民間資格である医療事務資格の種類

医療事務資格は民間資格なので、資格を認定する協会や機関において名称が異なることがあります。

• 認定する基準は専門的知識と技術の審査が対象であるためどの資格を取得しても即戦力となる実力には変わりはありません。
• どの資格を取っても、履歴書に明記でき就職・転職上の問題はありません。

医療事務の資格取得できる通信講座比較

医療事務の資格を目指せる通信講座は数多くあります。
資格取得の肝は、医療事務に必要な基本的知識の習得にありますが、それに加えて診療報酬明細書の作成･･･いわゆるレセプト作成をコンピューターで行う実技能力を身に付けることにあります!!
また、資格試験については多くの講座で在宅受験方式を採用しているため、テキストや問題集などを見ながら回答することができ、丸暗記不要となっています。合格率も8割から9割以上となっています。
そこで、カリキュラム修了の標準的な期間と受講費用などが通信講座比較のポイントになるでしょう(^^♪

1.キャリカレの医療事務講座

キャリアカレッジの医療事務コースは、医療事務の資格取得を目指すために特別に設計されています。

最短3ヶ月のカリキュラム

このコースは、病院での実務に即して活用できるよう、詳細なテキストとビデオ教材を提供しています。効率的な学習プランにより、毎日少しずつ勉強することで最短3カ月での資格取得が可能です。忙しい生活の中でも学びやすいように、時間を有効に使えるカリキュラムが組まれています。

さらに、加速コースを選べば、わずか1ヶ月で資格を手に入れることも可能です。

網羅性とサポートの充実

この講座では、医療保険制度やレセプト計算といった、医療事務の基本も網羅しています。不明点があれば、専任の講師やサポーターが随時サポートを提供し、質問や添削指導が可能です。

通信講座ですが、個別のサポートが充実しており、資格取得後のキャリアサポートも提供されます。これには、履歴書の作成支援や面接対策などが含まれます。

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2.医療事務講座(医科)通信コース

ニチイの通信制医療事務講座（医科）コースは、充実した学習内容と幅広いサポート体制が特徴の講座です。医療事務の基本から応用まで体系的に学べるカリキュラムと、実際の業務に役立つ実践的なトレーニングが含まれています。大手のスクールとして豊富な実績があり、医療機関でのニーズにも対応した内容が評価されています。

受講費用は一番安いのか

ニチイの医療事務講座（医科）コースの受講費用は38,200円（税込）です。他の医療事務講座と比較してみると、受講費用は安価なところに位置しています。例えば、キャリカレの58,800円、ヒューマンアカデミー通信講座の47,300円、ユーキャンの49,000円などと比べると、かなり安価な価格設定です。費用に対して提供されるテキストと動画を用いたカリキュラムやサポートを考慮すると、コストパフォーマンスは良いといえるでしょう。

カリキュラムの受講だけで足りるのか

ニチイの講座は、医療事務の基礎知識からレセプト作成の実践演習まで網羅しています。カリキュラムには、医療保険制度の基礎知識、診療報酬の理解と実務、医療法規と倫理及び実践演習が含まれていて、医療事務の知識やスキルを身につけるのに不足はありません。

講義動画やテキストを通じて、初心者でも理解しやすい形で学べるよう工夫されています。また、リアルタイムでの質問や復習に対応するフォローアップ体制も整っているため、学習内容も十分と言えます。

資格取得後の就業支援体制について

ニチイの医療事務講座は、就業支援体制が非常に充実しています。

ニチイの医療事務講座（医科）コースでは、講座を修了すると、医療事務管理士（医科）の資格取得をサポートしており、修了試験に合格すればこの資格を手にすることができます。また、全国に広がる医療機関とのネットワークを活用して、就職先の紹介や求人情報の提供を行い、ニチイ学館が運営する介護施設や医療機関での紹介も受けられます。さらに、希望者には、実際の医療機関での研修プログラムを提供し、実務経験を通じて現場の雰囲気や業務に慣れる機会を設けています。加えて、キャリアカウンセラーによる個別相談、履歴書の添削、面接対策なども実施し、総合的なキャリアサポートが整っています。

日本医療事務協会講座の受講費用と期間

ニチイの通信制医療事務講座（医科）コースは、学習内容が充実しており、受講費用も適正価格であることから、コストパフォーマンスに優れています。学習環境や教材が整っており、就業支援も手厚いため、初心者から経験者まで幅広くおすすめできる講座です。実際の業務に即したカリキュラムと豊富なサポートが受講生の満足度を高めています。特に、医療機関への就職を視野に入れている方にとっては、就業支援体制の充実が大きな魅力となるでしょう。

＼ニチイ/通信の通信講座／
医療事務講座(医科)通信コース

3.ヒューマンアカデミー通信講座の医療事務講座eラーニングコース

以下は、医療事務講座に関する新しい評価ポイントを表にしてリライトしたものです。

医療事務初学者に分りやすいと評判の講座でeラーニングだけでも学習が修了できるように工夫されています。したがって、忙しい人や時間を効率的に活用して資格取得したい人にはおすすめのコースです。

学習のペースについて

eラーニングを活用すると学習するのが楽しくなりますが、学習ペースは通常1週間に3回、1～2時間程度の学習時間を取ればカリキュラム通りに進められるので負担も少なく安心です。

医療事務講座の学習内容と試験について

学習内容は大きく分けて4つの項目が用意されています。受付会計業務も担任することから最初に接遇マナーについて学習します。そして、医療保険制度、医療事務の基礎知識を学んでいき、最後に診療報酬明細書(レセプト)についての学習をします。
一通り学習したら、演習問題や添削問題を解き、最後に資格試験に在宅で挑戦します。
試験んはマークシート方式で6割以上の正解で合格となります。

就職・転職サポートについて

医療業界との強いつながりがある『ヒューマンリソシア』が、修了生の就業をマンツーマンでサポートしてくれます。
専任のコーディネーターの個別面談で、条件に合う職場、仕事を紹介してくれるので、就業を視野に入れて資格取得を考えている人には安心感のある講座です。

ヒューマンアカデミー通信講座の受講費用と期間

ヒューマンアカデミー通信講座の調剤薬局事務講座は、受講費用と受験費用を合算すると、資格取得までに42,500円(税込)と定価での比較では最安値です。学習ペースはゆとりがあって、しかも取得までに3ヶ月という短期間です。

＼ヒューマンアカデミー通信講座／
医療事務講座

4.ユーキャンの医療事務講座

ユーキャンの医療事務講座は、受講料が49,000円（税込）で、分割払いも可能で、知名度の高いスクールの講座なので、受講しやすい安心講座と言えます。教材やカリキュラムについて一般的な講座と比べるとリーズナブルな価格設定で、受講しやすいと言えるでしょう。

ユーキャン講座の学習内容

学習内容は幅広く、医療事務の基礎から実務に必要な知識まで網羅されています。

診療報酬請求業務や医療用語、医療機関でのコミュニケーションに関する内容が充実していて、初学者でも無理なく学べるカリキュラムです。さらに、教材は理解しやすい工夫がされており、テキストだけでなく動画教材や練習問題も豊富で、実践的なスキルを習得できる構成になっています。

ユーキャンの就職支援のサポート体制

ユーキャンは資格取得後の就業支援にも力を入れています。就職活動のノウハウが詰まった「就職ガイド」が付いているほか、受講者専用のサポートサイト「ユーキャンサポートプラス」では、求人情報の提供や履歴書の書き方、面接対策などのサポートを受けることができます。また、受講生専用の求人サイト「マイナビエージェント」との連携により、就職活動をサポートし、受講後のキャリア形成にも役立つ体制が整っています。

ユーキャン講座の受講費用と期間

キャリカレの医療事務資格講座は、受講費用と受験費用を合算すると、資格取得までに47,500円(税込)必要ですが、ネット申し込みで1万円の割引があるため、3つの講座の中では一番安い37,500円で資格取得できます。

＼生涯学習のユーキャン／
ユーキャンの医療事務講座

5.日本医療事務通信講座

日本医療事務協会が主催している日本医療事務通信講座は、最短で2ヶ月、標準なら3ヶ月で修了できるカリキュラムになっています。
この講座のおすすめポイントは、担任制が導入されていて担任講師がきめ細かくサポートしてくれるところです。もし、あなたがやる気（モチベーション）が続かない人、最後までやり切れるか不安に感じる人なら、間違いなくおすすめの講座です。
初めて学習する人でも、テキストだけで理解しにくい部分はポイント解説動画が用意されているため、理解に苦しむことはないでしょう。
また、日本医療事務協会では通学で学ぶ学校もあり、通信コースを受講していても、スクーリング制度が用意されているため、通学コースに参加することもできます。

受講費用は一番安いのか

一見すると受講期間が短く、費用が安いように見えますが、講座を受講して資格が欲しい場合は、検定試験に別途申し込む必要があります。
検定料は7,700円なのでこれを含めると受講費用は45,100円となって、ヒューマンアカデミー通信講座より高くなります。

医療事務検定だけで足りるのか

日本医療事務協会の検定試験は、医療事務検定以外に医事コンピュータ能力検定試験やレセプト点検業務技能検定試験などがあり、これらの資格も取得するとなると、期間と費用もさらに上乗せとなります。

資格取得後の就業支援体制について

資格取得後の就職支援については、就職支援部なる専門組織があって、全国の支部・支社と連携して、仕事の相談、紹介、就業中のサポートまでしてくれるため、安心感はあります。

日本医療事務協会講座の受講費用と期間

日本医療事務協会の医療事務通信講座は、受講費用と受験費用を合算すると、資格取得までに45,100円(税込)と定価では一番高い価格です。受講期間は3ヶ月なので他の2講座と同じ学習期間です。

日本医療事務協会講座の合格者数

日本医療事務協会が実施する医療事務試験の合格率、受験者数及び合格者数は次のとおりです。

日本医療事務協会の医療事務資格の合格率は約9割です。近年は受験者が少し減っていますが、相変わらず合格率は9割なので、医療事務資格を取りたい人には、取得費用は若干高めですが、確実に資格を取りやすい講座と言えます。

＼日本医療事務協会の通信講座／
日本医療事務通信講座

医療事務以外の事務系資格

医療事務以外にも、レセプト作成を主な業務とする事務系資格が2つあります。介護関連の事務所や施設などで働ける介護事務資格と病院などに併設されている調剤薬局で働ける調剤薬局事務資格です。
介護事務及び調剤薬局事務の資格も、医療事務資格と同様で2ヶ月から3ヶ月程度の通信講座受講で取得できるので、この2つの資格も医療事務に興味ある人にはおすすめです(^^♪

＼介護事務所で働きたい／介護事務の資格が取れる通信講座

＼ドラッグストアーで働きたい／調剤薬局事務の資格が取れる通信講座