司書講習の結果通知を開いた瞬間、頭が真っ白になりました。
「不合格」の二文字を見て、半年間の準備が崩れ落ちる感覚。あの日の私がそうでした。
でも今、私は図書館司書として働いています。
司書講習に落ちた後、通信制大学で資格を取り直したからです。
この記事では、司書講習に落ちた原因の整理から、現実的な次の手まで全部まとめます。
「もう無理かも」と思っているあなたへ、具体的な道筋をお伝えします。
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司書講習に落ちた…なぜ?よくある不合格の原因
司書講習の不合格には、大きく分けて2つのパターンがあります。
パターン①:選考で落ちた(定員オーバー)
文部科学省が認定する司書講習は、全国の大学で夏期集中型として開講されています。
定員は各大学50〜100名程度が多く、応募者が殺到すると書類選考で落とされることがあります。
特に人気の大学(早稲田・明治・慶應系列など)は、倍率が2〜3倍になることも珍しくありません。
「成績が良かったのに落ちた」という方は、このパターンが多いです。
パターン②:単位不足・受講資格を満たしていなかった
司書講習を受けるには、大学卒業(または在学中で62単位以上修得) という条件があります。
短大卒・専門学校卒の方、または特定の単位が不足していた場合、受講資格の段階でアウトになります。
落ちた原因が分かれば、次の手が見えてくる
| 不合格パターン | 原因 | 最適な次の手 |
|---|---|---|
| 定員オーバー | 競争率が高かった | 来年再挑戦 or 通信制大学 |
| 資格要件不足 | 単位・学歴が足りなかった | 通信制大学で資格取得 |
| 試験・レポートで不合格 | 学習量・理解度不足 | 次年度再挑戦(準備強化) |
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再受講 vs 通信制大学、どちらを選ぶべきか
結論から言います。
「来年も司書講習に賭けるのは、リスクが高い」 というのが、経験者としての本音です。
司書講習を再受講するデメリット
- 開講は夏期のみ(7〜9月の集中型)、年1回のチャンスしかない
- 仕事を休む必要がある(2ヶ月間の通学が必要)
- また落ちる可能性がある(定員は変わらない)
- 通学費・宿泊費などの実費負担が大きい
通信制大学のメリット
一方、通信制大学は働きながら・自宅で・自分のペースで司書資格を取得できます。
私が通信制大学に切り替えた最大の理由は、「また夏に2ヶ月間仕事を休む自信がなかった」から。
通信制大学なら、レポートと試験だけで資格が取れます。スクーリングも今はオンラインが主流です。
また、通信制大学での司書資格取得については、こちらの記事でより詳しく解説しています👇

通信制大学で司書資格を取るメリット・デメリット
✅ メリット
① 年齢・職歴不問で受講できる
司書講習と違い、通信制大学の科目等履修生制度は選考がほぼありません。
書類を提出すれば、基本的に受講できます。
② 自分のペースで進められる
レポート提出と単位認定試験(年数回)のペースで進むため、働きながらでも取得できます。
私は週末2〜3時間の学習で、1年半で取得しました。
③ オンラインスクーリングが普及している
以前は夏に大学へ出向く必要がありましたが、現在は多くの大学がZoom・動画形式でスクーリングに対応。
地方在住でも、遠方の大学の講座を受けられます。
④ 費用が司書講習と比較して大差ない
司書講習は受講料・交通費・宿泊費を合わせると20万〜30万円以上になることも。
通信制大学の科目等履修では、15万〜25万円程度で取得できるケースが多いです。
⚠️ デメリット
① 取得までの期間が1〜2年かかる
司書講習(2ヶ月集中)と比べ、通信制大学は時間がかかります。
「すぐに資格が欲しい」方には向きません。
② 自己管理が必要
誰かに管理してもらえない分、レポート提出の締め切り管理は自分次第。
サボると単位を落とすリスクがあります。
③ 大学によってサポート差がある
通信制大学の司書課程は、サポート体制に大きな差があります。
資料請求で比較することをおすすめします。

なお、「ユーキャンで司書資格が取れる」という情報を見かけることがありますが、これは誤りです。
詳しくはこちら:👉 「ユーキャンで図書館司書」は間違い?正しい取り方
主要通信制大学の費用・期間・難易度比較表
※以下の情報は各大学の公式サイトをもとに編集部が調査したものです。変更になっている場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。
| 大学名 | 受講形態 | 費用目安 | 期間目安 | スクーリング | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 近畿大学通信教育部 | 科目等履修 | 約15〜20万円 | 1〜2年 | オンライン対応 | コスパ◎、サポート充実 |
| 法政大学通信教育部 | 科目等履修 | 約18〜25万円 | 1〜2年 | オンライン対応 | ブランド力あり |
| 八洲学園大学 | 正課・科目等履修 | 約20〜28万円 | 1〜2年 | 完全オンライン | 司書課程専門、サポート手厚い |
| 帝京平成大学 | 科目等履修 | 約15〜22万円 | 1〜2年 | オンライン対応 | 首都圏在住者に人気 |
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50代以上で取得を目指している方は、こちらの記事も参考にしてください👇

5. よくある質問(FAQ) {#faq}
Q. 司書講習に落ちた場合、通信制大学でもう一度やり直せますか?
A. はい、問題なく受講できます。
通信制大学の科目等履修生制度は、司書講習の受講歴や合否とは無関係に申し込めます。
大学卒業(または在学中に62単位以上修得)の条件を満たしていれば、ほぼ誰でも受け入れてもらえます。
Q. 通信制大学の司書課程は、働きながら本当に取れますか?
A. 取れます。ただし週2〜3時間の学習時間の確保が条件です。
私自身、フルタイム勤務しながら1年半で取得しました。
レポート提出の締め切りを把握して計画的に進めれば、無理ではありません。
Q. 費用を抑えるコツはありますか?
A. 科目等履修生として最小限の科目だけ受講するのが最もコスパが高いです。
すでに大学で取得している科目は免除される場合もあります。入学前に相談することをおすすめします。
Q. 通信制大学の司書課程の難易度はどのくらいですか?
A. レポートが中心で、一般的な難易度です。
特別な試験対策は不要ですが、レポートの論述力は必要です。
各大学が添削サポートを行っているので、初めてでも安心です。
Q. 既卒で大学の卒業資格がない場合はどうすればよいですか?
A. まず短大・専門学校卒の方は、大学の通信教育部への「3年次編入」から始める必要があります。
その場合は費用・期間ともに増えますので、まず資料請求で確認することをおすすめします。
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まとめ:司書講習に落ちたことは「方向転換」のチャンス
司書講習の不合格通知を受け取ったとき、本当につらかった。
でも今振り返ると、あの「落ちた経験」がなければ、通信制大学という選択肢を知らないままだったかもしれません。
司書講習は年1回・2ヶ月集中・定員あり、というハードルが高いルートです。
通信制大学は自分のペースで・年中受け付けていて・ほぼ確実に取れるルート。
あなたの状況に合わせて、最適な道を選んでください。
この記事のまとめ
- 司書講習の不合格には「定員オーバー」と「受講資格不足」の2パターンがある
- 再挑戦はリスクが高い:年1回・仕事を休む必要・また落ちる可能性
- 通信制大学なら働きながら1〜2年で取得可能
- 費用は15〜25万円程度で、司書講習と大きな差はない
- まずは複数大学に資料請求して比較するのがおすすめ
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※本記事の費用・期間等は各大学公式サイトをもとに2026年6月時点で調査した情報です。最新情報は必ず各大学の公式サイトでご確認ください。
※本記事は資格取得の合否を保証するものではありません。
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