自宅でコツコツ記事を書く仕事「webライター」で稼ぐためには一定のスキルが必要です。
特にインターネット上の記事では、検索して記事を読みに来てくれた人々が満足するための記事を書くことが重要で、そのためにはそれなりの知識と書く技術を身につけることが大切なのです!
この記事では稼げるwebライターになるための資格取得について紹介します。
webライターに必要なものとは?
一般的に言って、ものを書く仕事に資格は必要ありません。自分の言葉、文章で物事を表現するにあたり、特別な資格がないと書いてはならないということはないからです。
ただし、人に読んでもらうための文章や人に何かを伝えるための文章、webライターの仕事はこういう文章を書くことになりますが、そういう文章を書くにあたっては読んでもらうための知識と技術が必要になります。
既に持っている才能で、人の心に届く文章が自然に書けるようなら良いのでしょうが、web上で読まれる文章を書くためには次のようなスキルが必要です。
- テーマに沿った正しいライティング
- 指定キーワードを用いた文書作成
- 共起語・共起文章を使った文章作成
- コンテンツマーケティングの知識
- クラウドソーシングにおけるビジネスマナー
webライターの多くは、文章を書くことが好きで、自ら情報発信をしたいと思っている人、好奇心が旺盛で、コミュニケーション能力の高い人たちです。また、webライターの仕事面では、黙々とひとりで作業ができ、忍耐力・継続力・向上心がある人が向いているようです。
webライター向けの代表的な資格
webライター向けの資格のうち代表的な資格は次の2つがあります。webライティング初心者から中級者向けの資格で、webライターとしての基礎的な知識やスキルが身に付くものです。
いずれの資格取得者にも資格認定協会からの特典があるため、クラウドソーシングでwebライティングの仕事を目指す人にはおすすめの資格です。
webライティング技能検定 | webライティング能力検定 | |
資格名称 | webライティング実務士 | webライティング能力検定1級~3級 |
対象者 | 初級者~中級者 | 未経験者~初級者 |
試験場所 | オンライン受験 | 全国17ヶ所の会場 |
メリット | クラウドソーシングサービス各社での 優遇措置(報酬アップ等) |
日本webライティング協会から案件の 紹介・斡旋 |
通信講座 | Webライティング講座 | ー |
webライティング技能検定
webライティング技能検定は、webライター向けの入門的な資格で、一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が認定しています。クラウドソーシング各社の代表が協会理事を務めていることからも分かるように、クラウドソーシングでwebライティングの仕事をするのに適しています。
クラウドソーシングでのwebライティングの副業をしようと考えているなら取得して損のない資格です。
なぜなら、資格取得者は、クラウドソーシング各社からクライアントを紹介してもらえたり、記事案件の報酬がアップしたりする特典を受けることができるからです。
資格取得を目指すなら、ヒューマンアカデミー通信講座にあるwebライティング講座を受講すれば、3ヶ月から6ヶ月程度の学習でwebライティング実務士の資格を取得できるでしょう(^^♪ \在宅ワークで稼ぎたいなら/Webライティング講座
誰でも取り組めるクラウドソーシングでの副業なので、資格保有特典としての案件紹介や報酬アップは、稼ぐためにはかなりの武器になります。仕事を依頼する側も、資格保有者は一定レベルのスキルを持っていることが保証されているため、案件依頼もしやすくなります。したがって、クラウドソーシングで稼ぐつもりなら、webライティング技能検定を取っておくのが良いでしょう。
webライティング能力検定
webライティング能力試験もwebライター向けの資格の一つですが、会社や企業などのweb関連部署などで受験するケースが多い検定です。
webライティング能力検定試験では、国語、SEO、webライティング、論理・法律、炎上対策、コピーライティング、メールライティング及びミニ論文が出題され、点数に応じて1級~3級の資格が付与されます。
webライティング能力検定は、一般社団法人日本webライティング協会が認定することから、協会からの案件紹介をしてもらえる特典が付いています。
検定試験は同じ問題を受験して、得点が80点~88点なら1級、70点~79点なら2級、53点~69点なら3級の資格を取得できます。
受験場所は、札幌市内、仙台市内、新潟市内、東京都中心部、茅ヶ崎市内、静岡市内、松本市内、名古屋市内、金沢市内、京都市内、大阪市内、岡山市内、広島市内、高松市内、福岡市内、熊本市内及び那覇市内の全国17拠点です。
webライターの仕事につながる資格
webライターの仕事につながる資格、視野が広がり仕事の守備範囲、厚みが増す資格があります。これらの資格は持っている必要はありませんが、資格を取得することでより専門的なライティング案件を受注できるようになります。
クラウドソーシングでの副業だけでなく、本格的なwebライターを目指すなら、スキルアップのつもりで計画的に取得していくと良いでしょう。
SEO検定 | ビジネス著作権検定 | webリテラシー試験 | 知的財産管理技能士 | |
難易度 | 低~中 | 低~中 | 低 | 低~中 |
おすすめ | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★ |
SEO検定
SEO検定(1級~4級)は全日本SEO協会が運営している検定です。
SEO(Search Engine Optimization)は、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されています。
インターネット上で情報検索の際に、利用者に有益な情報を提供するために、検索結果の表示順位を決めている法則のことです。そして、その法則(アルゴリズムを理解することで、自分の情報(サイト)を検索結果画面の上位に持ってくるための対策がSEOと呼ばれています。
SEO検定では、SEOに関する知識を学習できるので、webライターにとってもSEOライティングに活かせることから、有用な資格の一つと言えます。
SEO検定は、全国11か所(東京、大阪、神戸、名古屋、京都、福岡、広島、仙台、札幌、金沢、那覇)の会場で実施されます。
SEO検定に挑戦するなら、公式テキストが出ているのでこれを勉強すれば良いでしょう。
1級から4級まで、いずれの合格率も8割~9割と意外と高いのが特徴です。これは志の高い人がしっかりと勉強して受験しているからだと思います。
まずは、4級から計画的に受験していくと良いでしょう。
ビジネス著作権検定
ビジネス著作権検定は、Webライターが知っておくべき著作権に関する知識を身に付けることができるため、かなり有用な資格です。サーティファイ著作権検定委員会が運営、知的財産研究教育財団が監修を行っていて、著作権に関する唯一の民間資格です。
ビジネス著作権検定の初級は年3回(2月、6月、11月)、上級は年2回(6月、11月)それぞれリモートwebテストとして実施されるので、自宅での受験も可能です。合格率が約5割の難易度中程度の検定で、ビジネス著作権検定の上級に合格すると知的財産管理技能士(国家試験)の受験資格を得ることもできます。
ビジネス著作権検定は、公式テキストのみで合格可能なレベルです。
学習方法は、テキストを一通り読み、過去問を繰り返し解いていく、独学スタイルの基本的なやり方です。
テキストには1年分、さらにサイトから2年分の過去問題がダウンロードできるので、これを繰り返し解いていきましょう。
ただし、初学者には独特な言い回しの法律用語が頭にすっと入ってこない人もいるかもしれませんが、何度も繰り返して慣れてしまえばOKです(^^♪
webリテラシー試験
webリテラシー試験は、株式会社ボーンデジタルが運営している検定で、webに関する一般的な知識が身に付きます。
webデザイナーやwebディレクター/プロデューサーなどのための検定ですが、webライターとしてコミュニケーションスキルを確実なものにするために学んでおいて損はない検定と言えます。
検定合格者は「webアソシエイト」(有効期限2年間)として認定され、認定継続には更新料が必要になるので注意が必要です。
\webアソシエイトを目指すなら/ web検定【webリテラシー】
知的財産管理技能士
知的財産とは、形は無くても、価値ある創造物(発明、著作物、意匠など)の総称で、その知的財産の管理を行う技能と知識を有していることを認定する国家資格試験が知的財産管理技能検定です。
知的財産権を他から侵害されないよう保護すること、そして逆に他の権利を侵害しないよう管理する仕事に就くことができます。
webライターの仕事でも著作権などの侵害を防いだりすることはとても重要なので、余力があれば取得しておいてもいいでしょう。
稼げるwebライターになるには
webライターとして仕事する上で資格は必要ありませんが、webライターとして稼げるようになるには、読まれるライティング、有用なラインティングができるようになるための知識やスキルを身に付ける必要があります。
これからwebライターを目指す人、クラウドソーシングでの副業としてwebライティングに取り組もうとしている人なら、webライティング実務士の資格を取るためにwebライティング技能検定に挑戦するのが良いでしょう。
\在宅ワークで稼ぎたいなら/Webライティング講座