ITパスポート試験の合格を目指すなら、通信講座の活用が効率的です。しかし「どの講座を選べばいいの？」「独学じゃダメなの？」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際にITパスポートを取得した筆者が、2025年9月時点の最新情報をもとに、人気のITパスポート通信講座10社を徹底比較しました。料金、学習期間、サポート体制、合格実績など、あらゆる角度から分析し、あなたにピッタリの講座が見つかるようランキング形式でご紹介します。
免責事項：本記事の情報は2025年9月30日時点のものです。最新の料金やカリキュラム内容は、必ず各講座の公式サイトでご確認ください。学習効果や合格率は個人の学習状況や既存知識によって大きく異なります。
ITパスポート試験とは？2025年最新情報
ITパスポート試験は、IT関連の基礎知識を証明する国家資格です。情報処理推進機構（IPA）が実施しており、社会人として備えておくべきITリテラシーを幅広く問われます。
2009年に初級システムアドミニストレータ試験の後継として誕生し、現在ではCBT方式（Computer Based Testing）で全国各地のテストセンターにて随時実施されています。年齢・学歴不問で誰でも受験可能なため、学生から社会人まで幅広い層に人気の資格となっています。
ITパスポート資格を取得するメリット
ITパスポート資格を取得することで、以下のようなメリットが期待できます。
就職・転職活動でのアピール材料になる
IT基礎知識を客観的に証明できるため、履歴書に記載することで採用担当者へのアピールポイントになります。特にIT企業や情報システム部門への就職を希望する場合、入門資格として評価されることがあります。
業務でのIT活用力が向上する
パソコンやシステムの基本的な仕組みを理解することで、日常業務でのトラブル対応や効率化提案ができるようになります。DXが進む現代において、どの職種でも役立つ知識です。
上位資格へのステップになる
基本情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント試験など、より専門性の高い資格へのステップアップの土台となります。IT業界でキャリアを築きたい方の第一歩として最適です。
情報セキュリティ意識が高まる
個人情報保護やサイバー攻撃対策など、現代社会で不可欠なセキュリティ知識が身につきます。プライベートでも安全にインターネットを活用できるようになります。
2025年の試験方式と合格率データ
2025年現在、ITパスポート試験はCBT方式で実施されており、全国約200カ所のテストセンターで受験できます。試験時間は120分で、ストラテジ系（経営全般）約35問、マネジメント系（IT管理）約20問、テクノロジ系（IT技術）約45問の合計100問が出題されます。
合格基準は、総合評価点600点以上かつ各分野の評価点が300点以上です。簡単に言えば、全体で約6割以上の正解が必要で、なおかつ各分野でも最低3割以上取る必要があります。
IPAが公表している直近の合格率データは以下の通りです。
- 2023年度：50.3%
- 2022年度：51.6%
- 2021年度：52.7%
- 2020年度：58.8%
- 2024年度（速報値）：約52.0%
合格率は約50〜60%で推移しており、国家資格の中では比較的取り組みやすい難易度と言えます。ただし、社会人と学生では合格率に差があり、業務でITに触れている社会人のほうが合格率は高い傾向にあります。
合格に必要な学習時間と勉強法
ITパスポート試験の合格に必要な学習時間は、個人の既存知識によって大きく異なりますが、一般的には100〜150時間が目安とされています。
- IT知識がほとんどない初心者の場合：150〜200時間
- パソコンを日常的に使っている社会人の場合：100〜150時間
- IT関連の学習経験がある学生の場合：80〜100時間
1日1〜2時間の学習を継続した場合、2〜4ヶ月程度で合格レベルに達する方が多いです。効率的な勉強法としては、以下のステップが推奨されます。
- テキストや動画講義でインプット学習を行う
- 問題集で知識の定着を確認する
- 過去問や模擬試験で実践力を養う
- 間違えた問題を重点的に復習する
- 試験直前に総仕上げを行う
特に重要なのは、インプットとアウトプットのバランスです。知識を詰め込むだけでなく、問題を解いて理解度を確認することで、効率的に合格力が身につきます。
【2025年最新】ITパスポート通信講座おすすめランキングTOP10
ここからは、ITパスポート試験対策ができる通信講座を、料金・教材の質・サポート体制・合格実績・口コミ評判の5つの観点から総合的に評価し、おすすめ順にランキング形式でご紹介します。
特に1位から3位の「スタディング」「ヒューマンアカデミー」「ユーキャン」は、それぞれ異なる特徴を持つ優良講座として多くの合格者を輩出しており、初めて通信講座を選ぶ方にも自信を持っておすすめできる3社です。
1位：スタディング【コスパ最強・隙間時間学習に最適】
スタディングは、スマホ完結型のオンライン学習に特化した通信講座です。7,920円という圧倒的な低価格ながら、動画講義・Webテキスト・問題集・模擬試験まで揃った充実の内容で、コストパフォーマンスは業界トップクラスです。
実際に私もスタディングを利用してITパスポートに合格した経験があり、その学習効率の高さと使いやすさは折り紙付きです。特に忙しい社会人や学生にとって、通勤・通学時間を無駄にしない学習スタイルは大きな魅力と言えるでしょう。
料金： 7,920円（税込）
学習期間： 2〜4ヶ月（標準2ヶ月）
サポート期間： 約1年後の1月末まで
教材内容： ビデオ講座、Webテキスト、スマート問題集、セレクト過去問集、直前対策模試、頻出キーワード集
スタディングの最大の特徴は、すべての学習がスマホ1台で完結する点です。1レッスン15〜30分のコンパクト設計で、通勤・通学時間や昼休みなどの隙間時間を有効活用できます。動画の倍速再生機能（0.5倍〜3倍速）も搭載しており、自分のペースで効率的に学習を進められます。
AI学習機能も充実しており、AIが最適な復習タイミングを提案する「AI問題復習」や、現在の実力を可視化する「AI実力スコア」など、科学的な学習サポートが受けられます。
メリット： 業界最安値クラスの料金、スマホ完結で隙間時間活用、AI学習機能が充実、学習フロー管理で進捗が見える
デメリット： 質問サポートが限定的、講座の質にバラつき、体系的でない場合も
おすすめな人： とにかく費用を抑えたい人、自己学習能力が高い人、期限を気にせず学びたい人
＼スタディング公式サイト／ITパスポート試験講座
目的別！ITパスポート通信講座おすすめランキング
ここからは、目的別におすすめの通信講座をランキング形式でご紹介します。自分の優先順位に合わせて選びましょう。
【料金が安い】コスパ重視ランキングTOP3
とにかく費用を抑えたい方向けのランキングです。
セール時なら3,600円で購入可能。買い切り型なので追加費用もかかりません。ただし、講座の質には注意が必要です。
業界最安値クラスでありながら、動画・テキスト・問題集・模擬試験まで揃った充実の内容。コスパは最強です。質問サポートがない点だけ注意が必要ですが、その分価格が圧倒的に安く、自己学習能力がある方には最適な選択です。
質問サポート付きで11,000円は破格。コスパと学習環境のバランスを求める方に最適です。「安いだけじゃなく、ちゃんとサポートも欲しい」という方にピッタリの講座と言えます。
【初心者向け】IT知識ゼロでも安心ランキングTOP3
IT知識がまったくない初心者でも安心して学べる講座のランキングです。
1位：ユーキャン
質問無制限、初心者向けテキスト、添削課題と、初学者に必要な要素がすべて揃っています。大手の安心感も魅力です。IT用語が全くわからない状態からでも、段階的に理解を深められるカリキュラムが組まれています。
2位：ヒューマンアカデミー
図解やイラストが豊富なテキストと質問機能付きeラーニングで、初心者でも段階的に学習できます。「テキスト→動画→確認テスト」の3ステップ学習で、無理なく知識を積み上げられます。
3位：フォーサイト
合格率83.5%の実績が、教材のわかりやすさを証明しています。フルカラーテキストは視覚的に理解しやすいです。
【短期合格】1〜2ヶ月で合格を目指すランキングTOP3
短期間で効率的に合格を目指したい方向けのランキングです。
1位：アガルート
約11時間で全範囲をマスターできる短期集中カリキュラム。合格すれば全額返金特典もあります。
2位：フォーサイト
最短1ヶ月で合格可能。頻出分野に絞った「合格点主義」で無駄なく学習できます。
隙間時間を活用した短時間学習で、最短2ヶ月での合格を目指せます。倍速機能で効率アップも可能です。1レッスン15〜30分のコンパクト設計なので、忙しい方でも継続しやすいのが特徴です。
【サポート充実】質問し放題ランキングTOP3
手厚いサポートを求める方向けのランキングです。
1位：ユーキャン
質問回数無制限で、添削課題も3回分。初学者に最も手厚いサポート体制です。メールでの質問対応は丁寧で、初歩的な質問でも親切に答えてもらえます。
2位：クレアール
11,000円で質問無制限。メールでの質問対応ですが、回数を気にせず何度でも質問できます。
3位：ヒューマンアカデミー
eラーニングに質問機能が搭載されており、疑問点をすぐに解決できます。質問への回答も比較的早く、学習のリズムを崩さずに進められます。
ITパスポート通信講座の選び方【5つのポイント】
自分に合った通信講座を選ぶために、以下の5つのポイントをチェックしましょう。
ポイント1：料金とコスパで比較する
ITパスポート通信講座の料金は、3,600円〜26,000円と幅広く設定されています。単純に安さだけで選ぶのではなく、教材内容やサポート体制とのバランスを考慮してコストパフォーマンスを判断しましょう。
料金の目安と内容の関係は以下の通りです。
- 3,000円〜8,000円： 動画講義と問題集が中心、質問サポートなしが一般的
- 10,000円〜15,000円： 質問サポート付き、教材も充実したバランス型
- 20,000円〜30,000円： 質問無制限、添削課題など手厚いサポート付き
費用を抑えたい方はスタディングやUdemy、手厚いサポートを求める方はユーキャンやクレアールがおすすめです。
ポイント2：学習スタイル（スマホ完結 vs テキスト併用）
自分の学習スタイルに合わせて、スマホ完結型かテキスト併用型かを選びましょう。
スマホ完結型（スタディング、資格の大原など）
- メリット：通勤・通学時間など隙間時間を有効活用できる、場所を選ばずどこでも学習可能、荷物が増えない
- デメリット：画面が小さい、書き込みができない、目が疲れやすい
テキスト併用型（ユーキャン、ヒューマンアカデミー、クレアールなど）
- メリット：重要箇所に書き込みができる、じっくり読み込める、目に優しい
- デメリット：持ち運びが必要、学習場所が限られる
隙間時間を最大限活用したい社会人や学生はスマホ完結型、じっくり腰を据えて学習したい方はテキスト併用型が適しています。
ポイント3：サポート体制（質問対応の有無）
学習中の疑問を解決できる環境が整っているかは、特に初学者にとって重要なポイントです。
質問サポートあり（ユーキャン、クレアール、ヒューマンアカデミーなど）
- メリット：わからない点をすぐに解決できる、挫折しにくい、初心者でも安心
- デメリット：料金がやや高め
質問サポートなし（スタディング、Udemyなど）
- メリット：料金が安い、自分で調べる力がつく
- デメリット：疑問が解決できず挫折する可能性、初心者には不向き
IT知識がまったくない初心者の方は、質問サポートありの講座を選ぶと安心です。一方、ある程度IT知識があり、自分で調べる力がある方は、質問サポートなしの安価な講座でも十分合格できる可能性があります。
ポイント4：合格実績と口コミ評判
講座の質を判断する上で、合格実績や受講者の口コミは重要な参考情報です。
合格率を公表している講座（フォーサイト：83.5%など）は、教材やサポートの質に自信がある証拠です。一方、合格率を公表していない講座も多数ありますが、それが必ずしも質が低いわけではありません。
口コミや評判をチェックする際は、以下のポイントに注目しましょう。
- 実際に合格した人の体験談があるか
- 教材のわかりやすさに関する評価
- サポート対応の質に関する評価
- 学習の続けやすさに関する評価
公式サイトの合格者の声だけでなく、SNSやレビューサイトなどで第三者の意見も確認すると、よりリアルな情報が得られます。
ポイント5：学習期間と自分のペース
各講座が想定している学習期間と、自分が確保できる学習時間を照らし合わせて選びましょう。
短期集中型（1〜2ヶ月）：アガルート、フォーサイト、スタディング
まとまった学習時間を確保できる方や、早く資格を取得したい方に適しています。
標準型（3〜4ヶ月）：ヒューマンアカデミー、クレアール、ユーキャン
仕事や学業と両立しながら、無理なく学習を進めたい方に適しています。
ただし、これらは目安であり、実際の学習期間は個人の既存知識や1日の学習時間によって大きく変わります。試験日が決まっている場合は、余裕をもって修了できる講座を選びましょう。
ITパスポート通信講座と独学を徹底比較
ITパスポート試験は独学でも合格可能な試験です。ここでは、通信講座と独学それぞれのメリット・デメリットを比較し、どちらを選ぶべきか判断材料を提供します。
独学のメリット・デメリット
独学のメリット
- 費用を大幅に抑えられる（参考書と問題集で3,000〜5,000円程度）
- 自分のペースで自由に学習できる
- 好きな参考書や教材を選べる
- 学習スケジュールを自由に設定できる
独学のデメリット
- 学習範囲の全体像を把握するのに時間がかかる
- 効率的な学習方法を自分で模索する必要がある
- 疑問点を解決する手段が限られる
- モチベーション維持が難しい
- 出題傾向の分析を自分で行う必要がある
- 学習計画の立案と管理がすべて自己責任
通信講座のメリット・デメリット
通信講座のメリット
- 試験範囲に沿った体系的なカリキュラムで効率的に学習できる
- 動画講義でわかりやすく理解できる
- 質問サポート（講座による）で疑問点を解決できる
- 学習管理機能でモチベーションを維持しやすい
- 過去問分析に基づいた頻出分野を重点的に学べる
- 模擬試験で本番形式に慣れることができる
通信講座のデメリット
- 費用がかかる（7,920円〜26,000円程度）
- 講座によっては自分に合わない場合がある
- 受講期限がある場合がある
独学に向いている人・通信講座に向いている人
独学に向いている人
- ある程度IT知識がある人
- 自己管理能力が高い人
- 自分で調べる力がある人
- 時間的余裕がある人
- とにかく費用を抑えたい人
通信講座に向いている人
- IT知識がまったくない初心者
- 効率的に短期間で合格したい人
- 質問しながら学習を進めたい人
- 独学で挫折した経験がある人
- 学習計画を立てるのが苦手な人
- 仕事や学業で忙しく、効率重視の人
実際の費用比較シミュレーション
独学の場合の費用
- 基本テキスト：1,500〜2,000円
- 問題集：1,500〜2,000円
- 過去問集：1,000〜1,500円
- 合計：4,000〜5,500円
さらに、理解できない部分のために追加の参考書を購入すると、7,000〜10,000円程度になる可能性があります。
通信講座の場合の費用
- 最安値（スタディング）：7,920円
- 中間価格帯（ヒューマンアカデミー）：11,000円
- サポート充実型（ユーキャン）：26,000円
費用面だけを見ると独学が安く見えますが、時間効率や合格までの確実性を考慮すると、特に初心者の方は通信講座を選ぶことで結果的に効率的な投資となる可能性があります。
また、不合格になった場合の再受験料（7,500円）や、学習期間が長引くことによる時間的コストも考慮すべきポイントです。通信講座で一発合格できれば、トータルコストは独学と大差なくなる場合もあります。
ITパスポート合格者の体験談と学習のコツ
実際にITパスポート試験に合格した方々の体験談から、効果的な学習のポイントを学びましょう。
社会人Aさんの合格体験談（スタディング利用）
プロフィール： 28歳、営業職、IT知識ほぼゼロ 使用講座： スタディング 学習期間： 2ヶ月 学習時間： 1日平均40分
私は営業職でITとは無縁の仕事をしていましたが、社内のDX推進プロジェクトに関わることになり、ITパスポートの取得を決めました。
スタディングを選んだ理由は、スマホで隙間時間に学習できる点と、7,920円という手頃な価格です。毎日の通勤電車で往復40分、昼休みに20分程度学習を続けました。
最初は専門用語ばかりで苦戦しましたが、動画講義が非常にわかりやすく、1レッスン15〜30分なので集中力が切れる前に終わるのが良かったです。倍速機能を使って2回目は1.5倍速で視聴し、時間短縮しました。
AI問題復習機能が特に役立ちました。間違えた問題を自動でピックアップしてくれるので、効率的に弱点を克服できました。質問サポートがない点は少し不安でしたが、ほとんどの疑問はネット検索で解決できました。
結果、2ヶ月で一発合格。総合得点720点で、各分野もしっかりクリアできました。隙間時間を活用すれば、忙しい社会人でも十分合格できます。
＼スタディング公式サイト／ITパスポート試験講座
大学生Bさんの合格体験談（ヒューマンアカデミー利用）
プロフィール： 21歳、文系大学生、パソコンは使えるがIT知識は浅い 使用講座： ヒューマンアカデミー通信講座 学習期間： 3ヶ月 学習時間： 1日平均1時間
就職活動を控え、履歴書に書ける資格が欲しくてITパスポートに挑戦しました。文系でプログラミング経験もなかったので、質問サポートがあるヒューマンアカデミーを選びました。
「テキスト→動画→確認テスト」の3ステップ学習が私には合っていました。特に確認テストで理解度をチェックできるのが良く、苦手分野を早期に発見できました。
ストラテジ系（経営関連）は比較的理解しやすかったのですが、テクノロジ系（IT技術）で苦戦しました。CPUやメモリ、ネットワークなど、初めて聞く用語ばかりで混乱しましたが、質問機能を使って講師に質問したところ、丁寧に回答してもらえました。
過去問集を繰り返し解き、間違えた問題はノートにまとめて復習しました。試験2週間前からは毎日過去問を解き、本番では780点で合格できました。
就職活動の面接でもITパスポートについて質問され、学習過程で得た知識を話すことができました。文系でIT企業を目指す方には特におすすめです。
＼ヒューマンアカデミー通信講座／ITパスポート試験対策講座
主婦Cさんの合格体験談（ユーキャン利用）
プロフィール： 35歳、専業主婦、再就職を目指してパソコンスキルを証明したい 使用講座： ユーキャン 学習期間： 4ヶ月 学習時間： 1日平均30分〜1時間（子育ての合間）
子育てが落ち着き、再就職を考えるようになりました。事務職を希望していたので、パソコンスキルを客観的に証明できる資格としてITパスポートに挑戦しました。
10年以上ブランクがあり、IT知識もほとんどなかったため、手厚いサポートのあるユーキャンを選びました。料金は26,000円と高めでしたが、質問し放題という安心感は大きかったです。
テキストは専門用語も丁寧に解説されており、イラストや図解が豊富で理解しやすかったです。子どもが寝た後や、幼稚園に送った後のカフェで学習しました。
わからない点は遠慮なく質問しました。特にセキュリティ関連の用語が難しく、何度も質問しましたが、毎回丁寧に回答してもらえて助かりました。
添削課題も3回あり、自分の理解度を客観的に確認できたのが良かったです。4ヶ月かけてじっくり学習し、一発合格できました。合格後の面接でも「学習意欲がある」と評価され、無事再就職できました。
＼ユーキャン公式サイト／ITパスポート講座
合格者が実践していた5つの学習テクニック
合格者の体験談から共通して見られた効果的な学習テクニックをまとめました。
テクニック1：毎日コツコツ継続する
週末にまとめて勉強するよりも、毎日30分〜1時間でも継続する方が知識の定着率が高まります。隙間時間を活用し、学習を習慣化することが合格への近道です。
テクニック2：インプットとアウトプットを交互に行う
テキストや動画でインプットしたら、すぐに問題を解いてアウトプットすることで理解度が深まります。インプット7割、アウトプット3割のバランスが理想的とされています。
テクニック3：間違えた問題を徹底的に復習する
一度間違えた問題は、理解が不十分な証拠です。間違えた問題をノートにまとめたり、付箋を貼ったりして、繰り返し復習しましょう。AI機能がある講座では、自動で復習問題を出題してくれます。
テクニック4：過去問を最低3回は解く
過去問は出題傾向を把握するために必須です。最低でも3回は解き、2回目以降は時間を計って本番を意識した演習を行いましょう。過去5年分の過去問を解けば、本番でも似た問題に遭遇する可能性が高まります。
テクニック5：苦手分野を早期に特定して重点対策する
ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野それぞれで300点以上必要なため、苦手分野を早期に特定し重点的に対策することが重要です。確認テストや模擬試験を活用して、自分の弱点を把握しましょう。
ITパスポート通信講座のよくある質問FAQ
ITパスポート通信講座に関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 通信講座と独学どちらが合格しやすい？
A. 統計的なデータは公表されていませんが、通信講座の方が効率的に学習できる可能性が高いです。
通信講座は試験範囲に沿った体系的なカリキュラムが組まれており、頻出分野を重点的に学べます。また、動画講義でわかりやすく解説してもらえるため、理解が早まります。
ただし、独学でも十分合格可能です。ある程度IT知識があり、自己管理能力が高い方は独学でも問題ありません。一方、IT初心者で効率的に学習したい方は、通信講座を選ぶことをおすすめします。
重要なのは、通信講座か独学かではなく、継続して学習できるかどうかです。自分に合った学習スタイルを選びましょう。
Q2. 学習期間はどのくらい必要？
A. IT知識や確保できる学習時間によって異なりますが、一般的には2〜4ヶ月が目安です。
- IT知識がほとんどない初心者：3〜4ヶ月（1日1時間程度）
- パソコンを日常的に使っている社会人：2〜3ヶ月（1日1時間程度）
- IT関連の学習経験がある方：1〜2ヶ月（1日1〜2時間程度）
ただし、これはあくまで目安です。1日の学習時間を増やせば短期間での合格も可能ですし、ゆっくり学習したい方は期間を長めに設定しても問題ありません。
重要なのは、試験日から逆算して余裕のある学習計画を立てることです。ギリギリの計画だと、予定通りに進まなかった場合に焦ってしまいます。
Q3. スマホだけで合格できる？
A. はい、スマホだけでも合格可能です。
スタディングや資格の大原など、スマホ完結型の講座を利用すれば、テキストから問題集、模擬試験まですべてスマホで完結します。実際に、通勤電車での学習だけで合格した方も多数います。
ただし、スマホ学習には以下のようなデメリットもあります。
- 画面が小さく、図表が見にくい場合がある
- 長時間の学習で目が疲れやすい
- 書き込みやメモがしづらい
可能であれば、自宅ではタブレットやパソコンで学習し、外出先ではスマホで復習するなど、使い分けるとより効率的です。
Q4. 不合格だった場合の返金制度は？
A. ほとんどの通信講座では、不合格による返金制度はありません。
ただし、アガルートでは「合格特典」として、試験に合格し合格体験記を提出すると受講料が全額返金される制度があります（条件あり）。これは不合格時の返金ではなく、合格時のキャッシュバックですが、モチベーション維持に役立ちます。
また、多くの講座では「教材到着後8日以内ならキャンセル可能」という制度があります。受講してみて自分に合わないと感じた場合は、早めに判断しましょう。
不合格のリスクを減らすためには、カリキュラムをしっかり修了し、過去問を繰り返し解くことが重要です。
Q5. 質問サポートは本当に必要？
A. IT初心者には必要、ある程度知識がある方には不要な場合が多いです。
質問サポートが必要な人
- IT知識がまったくない初心者
- 専門用語を理解するのに苦労している人
- わからない点を放置すると挫折しやすい人
- 独学で挫折した経験がある人
質問サポートが不要な人
- ある程度IT知識がある人
- 自分で調べる力がある人
- ネット検索で疑問を解決できる人
- 費用を最優先したい人
IT初心者の方は、質問サポート付きの講座（ユーキャン、クレアール、ヒューマンアカデミーなど）を選ぶと安心です。一方、ある程度知識がある方は、質問サポートなしの安価な講座（スタディング、Udemyなど）でも十分合格できます。
Q6. 教育訓練給付金は使える？
A. 講座によっては教育訓練給付金の対象になっている場合があります。
教育訓練給付金制度は、厚生労働大臣が指定する講座を受講し修了した場合、受講費用の一部（20%、上限10万円）がハローワークから支給される制度です。
ITパスポート講座では、一部の通学講座が対象になっている場合がありますが、通信講座で対象となっているものは限られています。各講座の公式サイトで確認するか、ハローワークで問い合わせてみましょう。
教育訓練給付金を利用する条件
- 雇用保険の被保険者期間が3年以上（初回は1年以上）
- 講座が厚生労働大臣指定の教育訓練給付金対象講座である
- 講座を修了する（出席率や修了試験の条件あり）
Q7. 申し込みから受講開始までの流れは？
A. 一般的な流れは以下の通りです。
ステップ1：講座を選ぶ
この記事を参考に、自分に合った講座を選びましょう。可能であれば、無料体験や資料請求を活用して、教材の内容を確認することをおすすめします。
ステップ2：公式サイトから申し込む
各講座の公式サイトから申し込みます。支払い方法は、クレジットカード、銀行振込、コンビニ払いなどが選べる場合が多いです。
ステップ3：教材を受け取る（紙教材がある場合）
通信講座の場合、申し込みから3〜7日程度で教材が届きます。オンライン講座の場合は、申し込み後すぐにログイン情報が送られ、即日受講開始できます。
ステップ4：学習開始
カリキュラムに沿って学習を開始します。学習計画を立て、毎日コツコツ継続しましょう。
ステップ5：ITパスポート試験に申し込む
学習が進んだら、ITパスポート試験の公式サイトから試験に申し込みます。受験料は7,500円です。CBT方式なので、全国のテストセンターで随時受験できます。
ステップ6：試験を受験
試験当日は、本人確認書類を持参して会場へ。120分間の試験を受け、終了後すぐに合否がわかります。
ステップ7：合格証書を受け取る
合格した場合、後日合格証書が郵送されます。履歴書に記載したり、キャリアアップに活用しましょう。
まとめ：自分に合ったITパスポート通信講座を選ぼう
この記事では、ITパスポート試験対策ができる通信講座10社を徹底比較し、目的別のおすすめランキングや選び方のポイントをご紹介しました。
最後に、目的別のおすすめ講座を改めて整理します。
とにかく費用を抑えたい方：スタディング（7,920円）
スタディングは質問サポートこそありませんが、7,920円で体系的な学習環境が整っており、自己学習能力がある方なら十分合格を目指せます。スマホ完結で隙間時間を最大限活用できるのも大きな魅力です。
＼スタディング公式サイト／ITパスポート試験講座
IT初心者で手厚いサポートを求める方：ユーキャン（26,000円）
IT知識がまったくない方や、独学で挫折した経験がある方には、ユーキャンの質問無制限サポートが心強い味方になります。料金は高めですが、確実に合格したい方には投資する価値があります。
＼ユーキャン公式サイト／ITパスポート講座
コスパとサポートのバランスを求める方：ヒューマンアカデミー（11,000円）
「価格は抑えたいけど質問サポートも欲しい」という方には、ヒューマンアカデミーが最適です。11,000円で質問機能付きeラーニングが利用でき、初心者でも安心して学習を進められます。
＼ヒューマンアカデミー通信講座／ITパスポート試験対策講座
短期間で効率的に合格したい方：アガルート（14,080円）またはフォーサイト（16,800円）
アガルートは約11時間の短期集中カリキュラムで、合格すれば全額返金。フォーサイトは最短1ヶ月で合格率83.5%
の高実績を誇ります。
質問をたくさんしたい方：クレアール（11,000円）またはユーキャン（26,000円）
どちらも質問無制限で、疑問点をすべて解決できる環境が整っています。
大手の安心感を求める方：TAC（25,000円〜）または資格の大原（21,000円）
老舗資格予備校の実績と信頼性で選ぶなら、この2社がおすすめです。
ITパスポート試験は、適切な学習方法で継続すれば十分合格可能な試験です。通信講座を活用することで、体系的かつ効率的に学習でき、合格への近道となります。
特に今回ご紹介したスタディング・ヒューマンアカデミー・ユーキャンの3社は、それぞれ「コスパ最強」「バランス型」「サポート充実」という明確な特徴があり、初めて通信講座を選ぶ方でも失敗することはないでしょう。
この記事を参考に、自分に合った通信講座を選び、ITパスポート試験の合格を目指してください。あなたの学習が実を結び、無事合格されることを心より応援しています。
※本記事の情報は2025年9月30日時点のものです。最新の料金やカリキュラム内容は、必ず各講座の公式サイトでご確認ください。