速読の資格とは
速読(Speed Reading)は、文章を速く読むことで、文章を速く読み読書や新聞を読むスピードをアップさせることで、効率的に大量の書籍を読んだり情報を収集したりすることができます。そして、速く読むだけでなく、必要な情報、重要なポイントを素早く把握することができるようになります。速読の知識と技術・・・速読術はビジネスや日常生活に直接役立つスキルです。
速読のメリット
速読のスキルを身に付けると、仕事や勉強、日常生活などあらゆるシーンでのメリットを実感できます。
まず、本を読むスピードが上がり、重要ポイントを捉えることができることから、仕事、勉強する時間の短縮、情報収集力の強化、知識が増えるなどの他に、資格を取れば速読術を教えることも可能です。
個人的には、好きな小説や歴史書をたくさん読めるなど、ワクワクするのが一番のメリットだと思っています(^^♪
通勤時間を使っていて2週間に1冊の本を読んでいましたが、速読のスキルを身に付けたら、2週間に4冊の本が読めるようになりました。速く読めるのは良いのですが、本代がかさむのが・・・難点かな?? ということで、最近は図書館を良く利用しています。
速読用のアプリなど試してみたけど・・・
速読に興味が出始めたころに、ネットで検索して速読トレーニング用のアプリを見つけて、いくつか試してみたことがありました。この手のアプリは有料で、値段は100円から700円くらいと安いため、無料よりは使えると思って3つほど使ってみました。
結論的にはどれも速読術が身に付くところまで行くものではなく、速読術の書籍で紹介されている初歩的な読み方のトレーニングが主体になっているものばかりでした。結局、安い金額でも速読術は身に付くことがなかったので無駄金をつかったという印象しか残りませんでした。
何事でも本格的に身に付けようと思ったら、ある程度の自己投資は不可欠で、無料でとか、格安でとかで本格的なスキルが手に入るわけはないと、今更ながらに実感してます。ただ、高ければ良いかと言うとそういうものではないので、じっくりと中身を吟味して自己投資する必要はあるでしょう!!
速読術の効果を調べてみた
本1冊を1時間程度で読み上げてしまう速読術ですが、その効果を疑問視したり、怪しいと感じている人もいるようです。今の自分にできないことができるようになるとは到底思えない・・・と思うのは普通のことです。でも、英語の勉強を始める前に英語が理解できるとは思えないという人でも、学習することでいつの間にか英語が見聞きできるようになります。
本を早く読んで理解する速読について興味がある人のために、速読の仕組みやマスターする方法、期間や速読の効果について調べてみました。
民間資格である速読資格の種類
速読関連の資格は民間資格なので、資格を認定する協会や機関において名称が異なることがあります。
資格名称 | 資格認定協会等 |
速読術インストラクター | 日本能力開発推進協会 |
速読検定(10級~5段) | 日本速脳速読協会 |
速読術インストラクター資格とは
速読術インストラクターの資格は、速読術に関する基本的な知識と実践方法が資格試験の審査の対象となっていて、速読術の専門家としての知識、スキルを持っていることの証となります。
本の速読で吸収した知識をしっかり記憶に定着させること、ビジネスシーンで活用したり、頭の引き出しが増えることで問題解決の選択肢を広げることができたりして、仕事力や決断力のアップにもつながります。さらに、インストラクターとして速読術を教えたりすることもできる・・・活用範囲の広い資格ですね(^^♪
速読力検定とは
速読力検定は、読書速度とそれに伴う理解度(読解速度)を計測し、より明確な自分の基礎能力を確認する検定試験で、10級から5段まで15段階のレベルに分かれています。1級は小学生の平均的な速さで、社会人の平均的な速さなら6級に相当します。
速読力を活用しようと考えているなら、2級以上を目指す必要があるでしょう。
速読の資格取得できる通信講座比較
速読の資格を取得できたり、速読のスキルを身に付けたりする講座の中でも、3ヶ月の短期間で知識と技術を習得できる通信講座を2つ見つけたので比較しました。
ただ、ユーキャンの公式サイトからは「速読講座」がなくなってしまったため、速読を通信講座で身につけようとするとキャリカレの講座を選ぶしか選択肢はありません。
取得資格 | 速読術インストラクター | - |
講座名 | 速読術インストラクター資格取得講座 | 速読講座 |
スクール | キャリカレ | ユーキャン |
受講期間 | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
サポート期間 | 700日(約2年) | 12ヶ月 |
受講費用 (税込) |
68,800円 (WEB申込) |
38,000円 |
資格試験 | ★在宅(修了後、随時) | - |
学習スタイル | ●1日30秒でOKの簡単トレーニング ●テキスト・映像講義併用 ●3つの手順の繰り返し学習 ●web対応の確認問題 ●キャリアコーディネーターによる就職・転職支援 |
●3ヶ月で3倍速を目指すステップ方式 ●目を鍛えるトレーニング ●脳を鍛えるトレーニング |
キャリカレの講座費用におけるハガキ申込価格とは、ハガキ・フリーダイヤル・FAX等、Webサイト(インターネット)以外からのお申し込みの際の、各種割引(受講生割引、紹介割引、WEB申込割引)等が適用されていない価格を指します。お得なのは、WEB申込です。
速読術インストラクター資格取得講座
キャリカレの速読術インストラクター資格取得講座は、速読術の専門家の宇都出雅已先生が監修・指導する速読の専門講座です。30年にわたり速読術を実践研究し、多数の書籍出版の実績を持つ先生の速読の極意をしっかり身に付けることができる通信講座です。
受講修了し、資格試験に合格すれば日本能力開発推進協会が認定する速読術インストラクターの資格を取得することができます。
カリキュラム/学習のペースについて
キャリカレの講座は1日わずかな時間でもカリキュラムどおりに進めていけば、3ヶ月で速読術をマスターすることができるようになっています。
1ヶ月目には、速読の仕組みや脳の働きを学び、速読の基礎知識を深めていきます。2ヶ月目には、速読術を実践しながら身に付けます。普段の読書でも使える速読のノウハウ、実践力をマスターします。ラスト3ヶ月目には、速読術の応用力について学び、試験勉強や書籍・資料の読み込みなど、様々なシーンでの活用テクニックを身に付けます。また速読術を教えるインストラクターとしての知識も習得します。
キャリカレ講座のテキスト教材
キャリカレの速読のスキルを身につける講座では、忙しくて時間がない人でも1日30秒で行える速読トレーニングBOOKが用意されているので、無理なく速読力をアップできます。ゲーム感覚で楽しみながらでき、30秒間の隙間時間を使って取り組めるため、マジ無理なく学習できます(^^♪
キャリカレのテキストは分りやすくまとまっていますが、重要なポイントや分かりにくい部分については、スマホで視聴できる解説映像のQRコードがテキストについていてとても便利です。学習した内容をキャリカレノート(復習用のノート)に書き出すことで重要な部分の知識を定着できます。分らないところは、学習項目ごとに質問メールQRコードが掲載されているので、スマホから簡単に質問ができるように工夫されています。専用アプリ『eスキップ』を活用することで映像講義や質問メールが簡単に行えるようになっているので、とても便利です。
テキストや講義映像で学習した内容は、web対応の確認問題でいつでもどこでもテストできます。
速読術インストラクターの資格試験
カリキュラムを修了すれば、自分の好きなタイミングで資格試験を在宅で受験することができます。添削課題を修了していれば、受講後1年間、好きなタイミングで受験できるので安心です。受験申し込みを行うと自宅に試験問題が送られてきて、在宅受験するスタイルなので忙しい人でも安心、丸暗記苦手な人でも無理なく受験できます。
キャリアコーディネートサポート
キャリカレは資格取得から就職・転職まで直結したサポート体制があるため、取得した資格を活用できる理想の職場を専属のキャリアコーディネーターが提案してくれます。
また、取得した速読術の資格を活かして、就職・転職、さらに独立・開業を考えている人にも、様々なサポートが用意されているので、コーディネーターに相談でき安心です。
▼キャリカレ通信講座▼速読術インストラクター資格取得講座
【終了】ユーキャンの速読講座
ユーキャンの速読講座は、3ヶ月で速読力3倍を目指せる通信講座です。ゲーム感覚で楽しみながら目を鍛えて、脳を鍛えて、実践を積んで、3ヶ月で読む速度3倍速を無理なく目指せます。
読書のスピードが速くなると頭の回転も早くなり、読書だけでなく、仕事や受験などの効率化にも役立ちます。忙しい人ほど身に付けてもらいたいのが速読のスキルです(^^♪
カリキュラム/学習のペースについて
ユーキャンの速読講座の学習ペースは、1レッスン1~1.5時間です。少し長めのレッスンになっていますが、毎日行う必要はなく、無理なく3ヶ月でカリキュラムが修了できるようになっています。
カリキュラムは3つのステップで構成されていて、最初に認知視野の拡大トレーニングをCDナビゲートに沿って進めます。次に脳を鍛えるトレーニングで読書内容への集中ができるようにして、短時間で観た情報を素早く処理できるようになります。ラストの3ステップでは、実践トレーニングとして倍速読書を行い、正確に読み取る力を養います。
速読講座のサポート
速読講座では、分らないことについての質問をメールなどでいつでも気軽にできます。
また、受講中は学習支援webサービスの学びオンラインプラスを利用できます。webテストや動画解説、学習スケジュールの管理、質問メールなど学びオンラインプラスで簡単に行えます。
速読講座の標準学習期間は3ヶ月ですが、サポートは1年間となっているため、修了後も質問や添削指導などすべてのサービスを利用できるため安心です。
▼ユーキャンの講座を探してみる▼
ユーキャンの全講座一覧
速読資格取得の通信講座の決め方
速読のスキルが身に付く講座の中でも、わずか3ヶ月で知識と技術を学び実践的に活用できる講座は多くはありません。中でもキャリカレの速読術インストラクター資格取得講座は、速読のスキルを身に付け、速読術インストラクターの資格まで取得できる講座です。
ユーキャンの速読講座も3ヶ月でゲーム感覚で楽しみながら3倍速の速読スキルが身に付きます。ただし、資格取得を目指す講座ではないため、資格が必要な人は、速読検定などを別途受験する必要があるでしょう。
速読スキルは、自分の読書スピードを高め、知識や情報の収集・整理力高めたりできるものなので、特に資格は必要ないという人はユーキャンの講座を、資格を取得して速読術インストラクターとしての活躍を視野にしている人はキャリカレの講座を選べば良いでしょう。
キャリカレ及びユーキャンの速読通信講座の詳細な説明やカリキュラムなどを知りたい場合は、無料で行える資料請求をすればいいでしょう。請求すれば数日で講座の詳細が説明された資料が一式届きます。
▼キャリカレ通信講座▼速読術インストラクター資格取得講座